週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
雑誌『ブレンダー』の5月号に、米R&B 歌手アリシア・キーズ(27)による、「ギャングスタ・ラップは黒人に殺し合いをさせるための策略だった」というコメントが掲載された。だが、キーズは15日、誤解訂正の声明を出して——。
"My comments about 'gangsta rap' were in no way trying to suggest that the government is responsible for creating this genre of rap music. The point that I was trying to make was that the term was oversloganized by some of the media, causing reactions that were not always positive."
(「ギャングスタ・ラップ」に関する私のコメントですが、こういうジャンルのラップミュージックを政府が作り出したなどと言うつもりは毛頭ありませんでした。私が言おうとしたのは、「ギャングスタ・ラップ」という言葉が標語として過剰にマスコミに使われ、その影響は必ずしもよいものではなかったということです)
「ギャングスタ・ラップ」とは、80年代に生まれたヒップホップのジャンルで、過激で暴力的な内容が特徴とされる。