週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
歌手志望者の登竜門であるTVショー「アメリカンアイドル」は、視聴者の投票で挑戦者がどんどんふるい落とされていくリアリティー番組。挑戦者が歌う舞台には、予選選抜と批評を担当する審査員3人が並ぶ。歌手のカーリー・サイモン(62)は——。
"One thing I don't like about the show is that it turns truly sadistic when the person is voted off and they have to sing while they're crying."
(「アメリカンアイドル」で一つ嫌なのは、ショーがすごくサディスティックになって、投票で落とされた挑戦者が、泣きながら歌い続けなければならないことよ)
"I just want to go up ... and carry them off and say, 'It's OK, sweetheart, come with me.'"
(舞台に上がって、「大丈夫よ、あなた、私と一緒にいらっしゃい」と言って落選した人を連れ出してあげたくなる)
"I don't know how the panel can stand that cruelty. ... Doesn't that seem like being thrown to the lions?"
(審査員がどうしてあんな残酷なことに耐えられるのか分からないわ。挑戦者がライオンの群れの中に放り出されているように見えないのかしら)