週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
ボサノバ音楽の巨匠として知られ、ブラジルの文化大臣でもあったミュージシャン、ジルベルト・ジル(66)は7月30日、大臣を辞任した。大臣を務めた4年半の間に2度辞任を申し出たが、ルラ大統領に説得されて続けていたという。辞任の理由は——。
"I am leaving the government to dedicate more time to my artistic endeavors and to my family, which is growing with the addition of a new grandchild."
(自分の芸術活動と家族に時間を費やすために政府から離れます。新しい孫も生まれ、家族は増えています)
"I feel like I have come full circle and I want to remove myself. I felt a big pressure on my artistic work that was accumulating."
(一通りやり遂げたという気がするので辞任したいと思います。山積みになる芸術活動の重圧を感じていました)