週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
ハーレム出身のヒップホップ・ミュージシャン、ディディ(39)は米大統領選挙投票日の4日、ずっと支持してきた民主党候補のバラク・オバマ上院議員に1票を投じた。マンハッタン市内の学校でほかの市民と一緒に列に並んで投票したときの高揚した気持ちを語って——。
"I felt like my vote was the vote that put him into office. It was down to one vote, and that was going to be my vote. And that may not be true, but that's how much power it felt like I had."
(自分の1票がオバマを大統領にしたような気がしたよ。選挙の結果が1票にかかっていて、それが自分の1票のような気がした。実際はそうじゃないかもしれないけど、おれは自分にそれだけの力があるような気がしたんだ)
"I'm not trying to be dramatic, but I just felt like; Martin Luther King, and I felt the whole civil rights movement, I felt all that energy, and I felt my kids. It was all there at one time. It was a joyous moment."
(大げさにするつもりはないけど、キング牧師と、公民権運動そのものと、あの全エネルギー、それに自分の子どもたちを感じた。すべてがあの瞬間、あそこにあったんだ。本当にうれしい瞬間だった)