週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
1959年に始まり、ボブ・ディランやピーター・ポール& マリーが出演した「ニューポート・フォーク・フェスティバル」が50周年を迎え、ピート・シーガーやジョーン・バエズ(68)らが再びステージに立った。このフェスティバルで歌手としてのキャリアが始まったバエズは、当時18歳だった自分を振り返って——。
"Looking back, I barely know that child who stepped onto that stage. That child who was up on the stage was 18-years-old, and had a high, high soprano and was as neurotic as anybody could possibly be . and was high, high maintenance."
(振り返ってみると、ステージに上がった当時の私は、今の私とはまるで別人だった。ステージ上のあの子は18歳。とてもとても高いソプラノの声を持ち、この上なく神経質で、とてもとても手のかかる子だった)
"I didn't faint; I sang, and that was the beginning of a very long career. It's all very extraordinary that my career has been going on all that long time and so has Newport."
(でも、気を失わずに歌ってのけたわ。そしてあれが私の長いキャリアの始まりだった。私のキャリアがこれだけ長く延々と続いているなんてとても驚きだけど、ニューポートも同じだけ続いているのね)