週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
アイスランドの歌手ビョーク(45)は、同国の天然資源を守るための運動の一環として、3日間のカラオケイベント"The Voice of the People" を開催した。カナダ企業による電力会社の買収の是非を問う国民投票の実施を求める署名を集めるのが目的だ。ビョークはAP通信に——。
"We want to call a national referendum to make Icelanders feel that the decisions made on their energy resources are the decisions made by the nation, not by a few businessmen behind closed doors."
(この国のエネルギー資源に関する決定が、数人のビジネスマンによってこっそり下されたものではなく、アイスランド国民によってなされたものであると実感できるように、国民投票を求めています)
"So far the nation has not had a chance to take a stand on whether or not it wants its energy resources privatized."
(今までのところ、国のエネルギー資源を民営化したいかどうか、国民は立場を明確にする機会を与えられていません)