週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
1993年に米アーカンソー州で起きた男児3人の殺人事件で有罪判決を受けた当時10代の男性3人、通称「ウェスト・メンフィス・スリー」が先月、18年間の服役を経て釈放された。この事件は冤えん罪ざい事件だとの見方が強く、多数の著名人が3人の無罪を主張し、釈放を求めて運動してきた。米ロックバンド、パール・ジャムのボーカル、エディ・ヴェダー(46)もその一人で、刑務所で彼らを訪問したことがあったという。AP通信のインタビューで——。
"Now we are helping them regain their footing, and it's fascinating to see them on the outside world. It's a real joy."
(今は彼らが立ち直れるよう手伝っている。外の世界で彼らに会えるのはわくわくする。本当にうれしいよ)
"You just want to avoid the legal system if you can. But in this case, it wasn't their choice. It could happen to anybody."
(とにかく法とかかわりを持つのはできるだけ避けたいけど、今回の事件では彼らにその選択はなかった。誰にでも起こりうることだ)