週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
兄が監督、弟がプロデューサーという二人三脚で、これまで11作品を世に送り出してきたジョエル(49)とイーサン(46)のコーエン兄弟。脚本はたいてい二人で手がけ、部屋にこもって話し合いながら一人が文章にするのだという。イーサンによると——。
"The only kind of rule is we show up. We go to the office every day when we're writing, or supposed to be writing. It's not always productive and there's a lot of procrastinating, just staring at the wall, like any other writing. But we just make ourselves go to the office every day for more or less the whole day."
(唯一の決まりは、オフィスに出向くということ。脚本の執筆中、または執筆しているはずの期間は、僕たちは毎日出社する。いつも仕事がはかどるわけではないし、ほかの書き物の場合と同様、ただ壁を見つめてぐずぐず無為に過ごすことも多い。だけど、とにかく毎日出社するようにして、ほぼ一日そこで過ごすんだ)