週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
ジョン・レノン没後25周年を記念して、米NBCテレビは18日、彼を暗殺したマーク・デイビッド・チャップマン受刑者(50)のインタビュー映像を一部公開した。1991年と1992年に刑務所内で収録されたインタビューの中で、チャップマンは犯行についてこう語った。
"It was like a train, a runaway train. There was no stopping it."
(まるで暴走列車のようで、止めようがなかった)
"Nothing could have stopped me. This was a white-knight kind of thing, a crusade."
(私を止められるものは何もなかった。それは白馬の騎士のような行為であり、聖戦だった)
当時、名声を手に入れて世界の大スターとなっていたレノンが憎かったという
"There was a successful man who kind of had the world on a chain, so to speak, and there I was, not even a link of that chain, just a person who had no personality."
(いわば、世界を鎖でつないでいる[レノンのような]成功者がいる一方で、私はその鎖の一部でさえもなく、人格も持たないただの人間だった)
"And something in me just broke."
(そして、私の中で何かが壊れた)