週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
今春、正式に政府が発足したにもかかわらず、治安が一向に回復しないイラクは、果たして内戦状態にあるのか?26日、記者にこう尋ねられたコフィ・アナン国連事務総長(68)は——。
"I think given the developments on the ground, unless something is done drastically and urgently to arrest the deteriorating situation, we could be there, in fact we are almost there."
(現地で起こっていることを考慮すれば、抜本的かつ早急に事態の悪化を阻止する手を打たなければ、内戦に陥る可能性はありますし、実際、内戦の危機はそこまで来ています)