週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
東ティモール独立に尽力したとしてノーベル平和賞を受賞したカルロス・フィリペ・シメネス・ベロ司教(59)が26日、1999年の独立の是非を問う住民投票をきっかけに起きたインドネシア政府が加担した暴力行為について証言した。そして、過去の過ちを忘れないことの大切さを説いた。
"It's important to acknowledge that, as human beings and as citizens, we failed to maintain human rights, tolerance and solidarity."
(人間として市民として、私たちが人権と寛容、団結を忘れてしまったことを認めることが重要です)
"It doesn't mean that we want to open old wounds and stir up hatred."
(だからと言って、古傷を広げ、憎しみをかき立てたいという意味ではありません)