週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
交際相手の女性職員を厚遇したとして批判が高まっていた世界銀行のポール・ウォルフォウィッツ総裁(63)が6月30日で辞任することが決まった。総裁は BBC の取材に応えて、不祥事が辞任の理由ではないと弁明し、任期を全うせず辞する非をわびた。
"I'm pleased that finally the board did accept that I acted in good faith and acted ethically."
(最終的に、私が誠意を持って倫理的に行動したと理事会に認めてもらえたことをうれしく思います)
"I accept the fact that by the time we got around to that, emotions here were so overheated that I don't think I could have accomplished what I wanted to accomplish for the people I really care about."
(本当に心にかけている人々のため達成したいと思っていたことに取り掛かる前に感情論が過熱してしまい、それを達成できなかった事実を受け入れます)