週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビン・ラディンには19人の子供がいる。その1人で、昨年52歳の英国人女性と結婚したオマル・オサマ・ビン・ラディン(26)は、カイロでAP 通信とのインタビューに英語で応え、イスラム教徒と西側をつなぐ ambassador for peace( 平和の大使)になりたいと語った。
"It's about changing the ideas of the Western mind. A lot of people think Arabs . especially the bin Ladens, especially the sons of Osama . are terrorists. This is not the truth."
(西側の考え方を変えることです。多くの人がアラブ人 —— 特にビン・ラディンの一族、特にオサマの息子たち —— をテロリストだと思っています。それは真実ではありません)
"I don't want to be in that situation, to just fight. I like to find another way, and this other way may be like we do now: talking."
(ただ戦うだけの状況にはいたくありません。別の方法を探したい。そしてその方法とは、今私たちがしているような話し合いかもしれません)
オマルは2000年に父親と決別して以来は連絡は取っていないという。