週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
大ヒット児童小説『ハリー・ポッター』シリーズの著者J.K.ローリング(42)は、英紙『サンデー・タイムズ』に掲載されたインタビューで、作家としてデビューする以前、最初の夫と離婚して生活が苦しく、一時はうつ状態になって、自殺を考えたこともあった、と語った。
"Mid-20s life circumstances were poor and I really plummeted."
(20代半ばの状況はひどくて、私はどん底まで落ち込みました)
"We're talking suicidal thoughts here, we're not talking 'I'm a little bit miserable.'"
(自殺を考えるほどだったのです。「ちょっとつらい」というレベルの話ではありません)
"The thing that made me go for help ... was probably my daughter. She was something that earthed me, grounded me, and I thought, this isn't right, this can't be right, she cannot grow up with me in this state."
(医者の助けを求めるきっかけとなったのは、たぶん娘の存在です。娘のおかげで私は地に足を付けていられました。そして、こんなふうじゃだめだ、いいはずがない、と思いました。娘はこんな状態の私のもとで育ってはいけない、と…)