週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
フランス人ファッションデザイナー、ジャン・ポール・ゴルチエ(56)は9月30日、2009年春夏の既製服のファッションショーを開催した。ショーは、ドレスをほどくとケープ付きの水着になるという新作を着たモデルたちがくるくる回って踊るというもので、ゴルチエはショーの後、こう語った。
"To me, clothes on a hanger are simply still lives. It's only when someone wears them that they come alive. Here, the idea was to create clothes that have several uses. You can go for a swim, you can also go out and it turns into a dress."
(私にとって、ハンガーにかかった服は静物に過ぎない。誰かがその服を着たときに初めて命が吹き込まれるのです。今回は、いろんな用途がある服を考案しました。泳ぎに行くときも着ることもできて、出かけるときにはドレスになるというものです)