週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
料理好きのブロガーから作家に転身し、その著書が映画『ジュリー&ジュリア』にもなったジュリー・パウエル(36)の最新著書"Cleaving: A Story of Marriage, Meat and Obsession"は、肉屋で見習い修行した様子と、2年間続いた自身の不倫関係を交差させてつづったものだ(Cleaving には「裂くこと」「割ること」などの意味がある)。映画でエイミー・アダムスが演じるジュリーとはだいぶ印象が異なるが、その点について、AP通信とのインタビューで——。
"People coming from the movie Julie & Julia and picking up Cleaving are going to be in for some emotional whiplash. I don't believe it's going to be a Nora Ephron movie."
(『ジュリー&ジュリア』の映画を見てからこの本を手に取った人は、精神的にむち打たれたような気分になるでしょうね。これはノラ・エフロン監督の映画にはならないと思うわ)