週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
2011年の春夏パリ・コレクションで29日、60周年を迎えた仏老舗ブランド「ピエール・カルダン」の創業者で大御所デザイナーのピエール・カルダン(88)が10年ぶりに新作を発表した。60年代に自身がデザインして一世を風びした "Space Age look"(宇宙服ルック)を思わせる服を再び披露したカルダンは、舞台裏でAP通信とのインタビューに答えた。新作は"timeless pieces"(時代を超越した服)だと語って——。
"What was young and fresh 40 years ago is still young and fresh today. I'm like a painter, a writer, a musician, I have my own style. I don't copy anyone, and really it's more the others who copy me."
(40年前に若くて新鮮だったものは今もまだ若くて新鮮なのだ。私は画家のようであり、作家のようであり、音楽家のようでもあり、自分自身のスタイルを持っている。誰のまねもしないし、どちらかといえば人が私のまねをするんだ)