週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
麻薬絡みの凶悪事件が多い北メキシコの自治体で、犯罪学の学生で1児の母でもあるマリソル・バエス・ガルシアさん(20)が警察署長に就任した。警察官が殺される事件が頻発する中、署長就任を承諾したのはガルシアさんだけだったという。就任した20日、AFP 通信のインタビューで——。
"I took the risk because I want my son to live in a different community to the one we have today. I want people to be able to go out without fear, as it was before."
(危険を承知で引き受けたのは、自分の息子が今とは違う環境で暮らせるようにしたい、という思いがあるからです。以前のように、恐れずに人々が外出できるようにしたいのです)