週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
理論物理学者のスティーブン・ホーキング博士(69)は16日の英ガーディアン紙のインタビューで人間の死について語った。自分の考え方は、21歳から患っている運動ニューロン疾患が関係していると語って——。
"I have lived with the prospect of an early death for the last 49 years. I'm not afraid of death, but I'm in no hurry to die. I have so much I want to do first."
(私は死と隣り合わせにこの49年間生きてきました。死を恐れてはいませんが、死に急いでもいません。その前にやりたいことがたくさんあります)
"I regard the brain as a computer which will stop working when its components fail. There is no heaven or afterlife for broken-down computers; that is a fairy story for people afraid of the dark."
(私は脳をコンピューターのようにとらえています。部品が故障したら動かなくなるものです。壊れたコンピューターには天国も死後の世界もありません。それは闇を恐れる人々のためのおとぎ話です)