週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
ヨハネス・ラウ独大統領(72)が、ドイツにはしかめっ面の国民が多いと批判して——。
"Germans sometimes leave a general impression of being broody."
(ドイツ人は一般に、陰気な印象を与えることがある)
"Germans walk around looking as if they have too much gastric acid. I wish they'd relax more."
(みんな、胃酸過多じゃないかと思うような顔をして歩いている。もう少し力を抜いたらいいのに)
"I often complain there is too much self-pity in Germany. Germans tend to pay not enough attention to what is happening in other continents and other countries. I wish we would be more confident in a modest way."
(私はよく指摘するのだが、ドイツは自己れんびんに満ちている。ともするとドイツ人は、ほかの大陸、ほかの国々で起こっていることにちゃんと注意を払っていない。われわれは、控え目な形で自信を持つべきだ)