週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
2月26日のトリノ五輪閉会式で、車いすに乗って五輪旗を受け取ったバンクーバーのサム・サリバン市長(46)は、19歳のときにスキーをしていて首の骨を折り、以来手足の自由が利かない。閉会式前の24日、AP通信とのインタビューで自身の障害についてこう語った。
"Becoming a quadriplegic was really, really difficult. It took me seven years of depression and difficulties. Eventually I came through and decided I was going to focus on making my life better, and the lives of others."
(四肢まひになったのは本当につらかった。7年間、うつ状態と苦悩が続きました。最終的には切り抜け、自分の人生をどう良くしていくかに集中しようと決めたのです。自分の人生とほかの人々の人生を)
"Some people consider disability as a tragedy. I look at is as a career move."
(人によっては障害を悲劇だと考える人もいる。私はそれをキャリアアップととらえています)