週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
昨年の米大統領選で共和党の副大統領候補だったアラスカ州のサラ・ペイリン知事(45)は3日、任期満了まで約1年半を残し、知事を辞任することを表明した。辞任は2012年の大統領選出馬に向けた準備のためという見方が広がっているが、自宅で記者会見したペイリン氏は、あいまいな表現でこう語った。
"We are not retreating, we are advancing in a different direction. We know we can effect positive change outside government at this moment in time."
(私たちは退くわけではありません。別の方向に向けて前進しているのです。私たちは今こそ、政府の外側から良い変化をもたらすことができるのです)
自身や家族に対する批判に対しては、バスケットボールで攻撃の指揮を取るポイントガードに自分を例えてこう反論した。
"You are naive if you don't see a full-court press right now on the national level picking apart a good point guard."
(今国家レベルで優秀なポイントガードに対して、常にプレッシャーがかけられているということが分からないなら、あなた方の考えが甘いのです)