週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
議員歴40年の米民主党の長老、チャールズ・ランゲル下院議員(80)は、2年間にわたる下院倫理委員会の調査を受けていたが、13件の倫理規定違反があったとして、裁判に掛けられることになった。11月の中間選挙を控え、民主党内では辞職を求める声が強まっているが、10日、ランゲル議員は議会で、辞職する気はないとスピーチした。
"I am not going away. I am here."
(私はどこへもいかない。ここにいる)
"If I can't get my dignity back here, then fire your best shot in getting rid of me through expulsion."
(ここで私の尊厳を回復できないなら、君たちはせいぜい除名という形で私を厄介払いしたらいい)
また、資産や収入の申告漏れがあったことは認めたうえで、不正行為ではないと語って、時間がかかる倫理委員会の迅速な対応を求めた。
"I'm not asking for leniency. I'm asking for exposure of the facts. ... Don't leave me swinging in the wind until November."
(寛大さを求めているのではない。事実を明らかにしてくれと言っている。11月までどっちつかずのまま私を放っておかないでくれ)