週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
国連安全保障理事会は、女性と平和と安全に関する第1325号決議の採択から10周年を迎えた。この決議は、国連の平和維持活動における女性の参画を支持し、紛争地での女性への暴力をなくす取り組みを強化するというものだ。ヒラリー・クリントン米国務長官(63)は26日の会議で、性的虐待などを減らすためには平和維持活動における男女の全面的な協力体制が不可欠だと語って——。
"Women's participation in these activities is not a 'nice thing to do.' It's not as though we are doing a favor for ourselves and them by including women in the work of peace. This is a necessary global security imperative."
(こうした活動への女性の参加は「いいこと」というだけのものではありません。平和維持活動に女性を参画させれば、自分たちや女性のために恩恵を施すことになる、みたいな考えは捨ててください。これは、世界安全保障にとって緊急にしなくてはいけない、必要不可欠なことなのです)