週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
バラク・オバマ米大統領(50)は米同時多発テロから10年を迎えた9月11日、テロ被害の跡地3ヵ所で行なわれた式典に出席。その後、ワシントンのケネディセンターでの追悼コンサートで、こうスピーチした。
"These past 10 years tell a story of resilience."
(この10年間が語るのは、立ち直りの物語です)
9/11を実際に体験していない世代もこの出来事の犠牲者を忘れることはないと語って——。
"They will remember that we have overcome slavery and civil war, bread lines and fascism, recession and riots, Communism and, yes, terrorism. ... It will be said of us that we kept that faith; that we took a painful blow, and emerged stronger."
(アメリカ人が奴隷制度や南北戦争、大恐慌やファシズム、不況や暴動、共産主義を乗り越え、そして、そうです、テロを乗り越えてきたことを、若い世代も忘れないはずです。われわれは信念を貫き、苦しい目に遭いながらもより強くなって立ち上がったのです。その事実は語り継がれるでしょう)