週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
環境問題への取り組みが評価され、2007年にノーベル平和賞を受賞したアル・ゴア元米副大統領(64)が最新著書 The Future: Six Drivers of Global Change を発表した。AP通信のインタビューで、道のりは長くとも炭素税を導入すべきだと主張して —。
"The day has passed when we can use the Earth's atmosphere as an open sewer."
(地球の大気圏を下水溝として使える時代は終わったのです)
"Yes it's tough, because we've been relying on these fossil fuels for 150 years. But the cost of solar and wind is coming down rapidly and energy efficiency saves money while it reduces pollution. And we need to move in that direction quickly."
(税金はもちろん大変です。私たちは化石燃料に150年頼り続けてきたのですから。でも、太陽光や風力発電のコストは急速に低くなっています。エネルギー効率化は汚染を減らすし、お金の節約にもなります。私たちは急いでその方向に進まなければいけないのです)