「ST」は紙名を新たに「Alpha」として2018年6月29日より新創刊しました。 Alphaのウェブサイトはこちら
「ST」は紙名を新たに「Alpha」として2018年6月29日より新創刊しました。 Alphaのウェブサイトはこちら


人生を変える! 留学特集2017



海外の大学で学ぶ

大学留学

 大学留学には大きく分けて、@海外の大学へ直接入学、A海外の大学へ編入、B1年間などの期間を決めて留学、の3通りの方法がある。

@ 海外の大学へ直接入学

 高校卒業後に海外の大学へ進学を考えている人や、日本の大学を卒業していなくても、海外の大学で勉強したい人などが対象。

 海外の大学には日本のような入試制度はなく、大半の大学は書類選考のみで合否が決まる。必要書類には、願書の他にもエッセーや推薦状などが含まれる。これに加えて、国や学校によって異なるものの、TOEFL (Test of English as a Foreign Language) やSAT (Scholastic Assess ment Test)、IELTS (Inter national English Language Testing System)などのスコアも必要。これらの試験では、授業を理解できるレベルの英語力が求められる。

A 海外の大学へ編入

 日本の大学に在学中で進路を変えたい人や、大学を卒業した後もう一度学び直したい人などが対象。

 海外は2学期制や3学期制の大学が多く、1年間に2、3回編入できるタイミングがある。ただし、単位の計算方法は大学ごとに異なり、留学前に履修した単位が全て移行できるとは限らないため、事前によく調べておこう。

B 期間を決めて留学

 学位取得にこだわらず海外の大学に通ってみたい人や、日本の大学を休学して留学したい人などが対象。

 学位の取得にこだわらなければ、海外の大学で1学期や1学年といった期間、正規の授業が受けられる「イヤー・アブロード・プログラム」がお薦めだ。日本の学期に合わせて4月から語学コースを受け、9月から正規の授業を1学期間(3〜5ヵ月程度)受けることができる。日本の大学を1年間休学してこのプログラムを利用する学生も多い。「イヤー・アブロード・プログラム」で取得した単位が日本の大学で認められる場合もある。

■ 国ごとに異なる教育システム

 海外の大学教育システムは大きく2種類に分けられる。日本と似ているアメリカ・カナダ型と、イギリス・オセアニア型だ。

 アメリカ・カナダ型の大学は、2年または4年制で、4年制の大学では一般教養と専門分野を、各2年間ずつ学ぶ。

 イギリス・オセアニア型の大学では、専門分野のみを3年間学ぶが、入学前には進学への準備として1年間ファウンデーションコースを履修することが必要。そのため、卒業には合計4年かかる。ファウンデーションコースでは、大学で必要な英語力と専門基礎知識の他に、ノートの取り方やレポートの書き方なども学ぶ。



資料請求フォーム >>