生沢浩の体育会式英語塾

父親：重大なお知らせがあるぞ！信じてもらえないかもしれないが。

娘：あのね、お父さん。今まで何回も「重要なお知らせ」があるって言ってそのうち９９パーセントがちっとも重要じゃなかったじゃない。

父親：そうか、でも今回はおまえも大喜びするって賭けてもいいぞ。

娘：そうね、１００万ドルぐらい賭けられるなら・・・

父親：それが、あるんだな！先月買った宝くじを覚えてるかい？大当たりしたんだよ！どうだい？

娘：え〜っ？！冗談でしょ？

父親：大マジメだよ、ちゃんとあっているか、番号を何回も繰り返し確認したんだから。

娘：本当に？！

父親：うん、神に誓って。

娘：キャー！！すごい、見せてもらっていい？

父親：ほら・・・見終わったら引き出しに入れるのを忘れるなよ。

娘：そんな、すごい・・・１００万ドル・・・何を買おうかしら？

父親：こら、どういう意味だ、「何を買おうかしら？」って、自分ひとりのものみたいに。家族全員がそれぞれ何か好きなものを買って、残りは家のために使うぞ。まずリビングの模様替えが必要だな・・・

娘：パパ〜、私、新しい車が必要なの〜！

父親：う〜ん、じゃあ、マジメに勉強して、あんまり携帯電話で長電話しないって約束できるか？

娘：もちろん、新しい車のためならなんでも。必要なことはやるわよ。

父親：よし、じゃあさっそく猛勉強でも始めてもらおうか。

娘：は〜い。