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『The Japan Times ST』オンライン版 | UPDATED: Wednesday, May 15, 2013 | 毎週水曜日更新!   
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生沢浩の体育会式英語塾

英語とダイエットは苦労しなければ成功しない

By Hiroshi Ikezawa / 生沢 浩

英語の勉強とダイエットにはひとつの共通点があります。それは苦労をしなければ成功しないということです。英語を身につけたかったら、それなりの努力をしましょう。STオンラインでは「楽をしない」英語の勉強方法を提案します。このサイトではひとつのコンテンツで読解力、リスニング力、会話力を同時に鍛えることができます。使い方はみなさん次第。使い方のヒントは「このページの使い方」を参照してください。さあ、ちょっとだけ背伸びして、英語の勉強をがんばってみませんか?
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 Hiroshi Ikezawa / 生沢 浩

Vol. 22 : ファッションの世界では

 

(1) I was shocked at how crowded the stores were!

 この文章は「I was shocked at 〜」と「How crowded the stores are!」という感嘆文が合体してできたものです。shocked atの対象(ショックを受けた理由)が「How crowded・・・・」なのですから、そのままatに文章が続けられればいいのですが、ここで問題が生じます。atのような前置詞はそのあとに名詞が続くのが原則だからです。そこで名詞節を作ることのできるhowの力を借りて、文章の形をとっているhow crowded the stores are!名詞節にしているのです。

 厳密に文法に従うならば@のhow以下はhow the stores are crowded.となるべきですが、口語ではしばしばこのような感嘆文の語順そのままで使用されることがあります。

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(2) I guess it's because all the department stores are having sales right now.

 この文章にはふたつの名詞節が隠れています。わかりますか?

 まず、all the department stores以下がbecauseによって名詞節となり、it'sの補語としての役割を果たしています。さらに、it'sの前にはthatが省略されていてthat it's because . . .というもひとつの名詞節を作っているのです。この大きなほうの名詞節はguessの目的語として作用しています。

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(3) They gotta get rid of all the summer staff to make way for the new autumn line-ups.

 gottaはgot toを実際の発音に合わせて表記した一種のスラング(俗語)です。got toまたはhave got toなどとして使われてhave toと同じ意味に使われます。またget rid of 〜は「〜を取り除く」という意味のイディオムです。このまま覚えてしまいましょう。

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(4) how it works.

 「仕事(をする)」という意味で知られるworkですが、実はさまざま意味と用法があります。仕事のみならず勉強の意味にもなります(宿題のことはhomeworkと言いますね)し、自分が何かを一生懸命に取り組んでいるとの意味でも使われます。

 Cの場合は「作用する」とか「〜という仕組みになっている」という意味の用法で、英語ではとてもよく使われます。

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(5) They're like months ahead of the actual season

 aheadや after、ago, beforeなど時間の前後を表現する単語を使用するとき、具体的な期間(「何日も前」とか「〜時間後」という表現)はこれらの単語の前に置きます。そして時にはDのようにmonths(何ヶ月も)やages(何年も=ナツミの最初のセリフにあります)といった誇張表現も使われます。

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(6) you know what's big this fall?

ここではwhat以下が名詞節となってknowの目的語としての働きを持っています。さて、名詞節を作ることのできる単語のなかで、what はhowや thatとはちょっと違った性格を持っています。その違いとは、what自身が名詞や目的語を兼ねることができる点です。上記で説明したthat でhowくくられた名詞節の中には完全な文章の形がありました。ところが、whatで作られる名詞節の中には主語や目的語が欠けている場合があります。Eもそうですね。Eにはisの主語となる単語がありません。それはwhatが名詞節を作る単語(これを「関係詞」と言います)としての役割と主語の役割をかけ持ちしているからなのです。

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(7) you know what the trends are going to be for the coming season?

 ここではEで説明したように、whatが名詞節を作る関係詞とともに別の役割も担っています。それはgoing to beに対する補語としての働きです。what以下は「これからくる季節のトレンド(流行)がどのようなものになるかということ」と訳せますが、whatは「どのようなもの」と「ということ」というふたつの訳語で顔を出すことになります。

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