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日常生活スポーツ英語

By Hiroshi Ikezawa / 生沢 浩

日常生活に見るスポーツ英語を、A〜Zまで順を追って紹介しています。
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Hiroshi Ikezawa / 生沢 浩

Vol. 11 : Jump to a conclusion

 「風が吹くと桶屋が儲かる」という言葉があります。論理が飛躍しすぎていることのたとえを言い表したものです。今週のjump to a conclusionはそれに近い言葉です。

 Conclusionは「結論」という意味で、そこにjumpすることから、「突然結論に達する、先入観から結論を急ぐ」という意味が生まれるのです。どちらかというとマイナスイメージの言葉ですね。

 ちょっとした情報を元に「○○は××だ」とすぐに結論付ける人っていますよね。そういうときにDon't jump to a conclusion. (そんなに結論を急がないで)といったふうに使います。

 現代人はとかく急ぎすぎだとよく言われます。ちょっと耳に入ってきた言葉ですぐに結論を出したがる。この情報化社会では特に気を付けたいものです。僕たち報道に携わるものたちにとっては特に戒めとして心にとどめておかなければいけません。僕たちはいろいろな事実を集めてひとつの報道記事を作ります。ただし、いつもそれらが正しい情報とは限らず、たまにはガセと呼ばれるうそ偽りもあるものです。ですから、事実関係を確認する「裏とり」という作業が不可欠になります。これを怠ると、えてして誤報が生まれたりするのです。

 ちなみに冒頭の「風が吹くと桶屋が儲かる」は次のように論理が展開します。風が吹くと砂ぼこりが立って目に入る。そうすると目の病気が流行し、盲目の人が増える。盲目の人は生計を立てるために三味線引きになる。三味線を作るためにはネコの毛皮が必要だから、ネコが減る。ネコが減るとネズミが増える。増えたネズミは桶をかじる。だから桶屋の商売が繁盛する・・・という感じです。まあ、これはこれでかなり論理の展開に無理がありますけどね。

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