3月26日、アジアチャンピオン(日本のこと)はB組のヨルダン戦で1-2のまさかの敗北を喫し、日本のワールドカップ(W杯)本戦出場のお祝いは持ち越しになった。同日、これに先立ち、シドニーでオーストラリアがオマーンに2-2で引き分け、つまり日本が2014年のブラジル本戦への出場を確定する最初のチームとなるには、引き分けで十分だった。しかし、ヨルダンは前半のロスタイムで同点から抜け出した。カリル・バニ・アテヤー選手がヘディングを決め、キング・アブドラ国際競技場でホームのファンを熱狂させた。ヨルダンは60分、アハメド・イブラヒムがゴールを決め、リードを広げた。
日本は香川真司選手がゴールを決めて反撃したが、遠藤保仁選手がPKを外し、ヨルダンが逃げ切った。日本は敗北したが、2試合を残して勝ち点は13で、B組では6点差でトップを維持し、ヨルダンを上回っている。オーストラリアとオマーンの勝ち点はいずれも6、イラクは5となっている。日本は、2人の中心選手が出場できなかった。コンディションの良くないCSKAモスクワの本田圭佑選手と、インテルミラノのDF長友佑都選手で、長友選手はひざ靱帯損傷から回復しつつある。