オーストラリアで2番目に大きな都市メルボルンは3月18日、高さ388メートルの住宅やホテルが入る新しい複合ビルに対する承認を経て、南半球で最も高いビルを建設することになるかもしれない。ビクトリア州政府によると、「Australia 108」(構想図を参照)は完成すれば世界で19番目に高いビルとなり、「メルボルンのスカイラインに際立ったものを付け加える」ことになるという。このビルには、646戸の住居、288室の6つ星高級ホテルに加えて、小売店やオフィスのスペースも設けられる予定だ。「(シドニーのような)オペラハウスはないが、我々には複雑な文化があり、そうした全てのアイデアがこのプロジェクトに投入された」と建築家のノンダ・カサリディス氏は述べた。