米国で最も有名なグランドホッグは、冬眠に戻りたがっているかもしれない。 パンクサトーニー・フィルは、春の到来を間違って予言したことで「刑事告発」に直面している。伝統では、米国で2月2日に行われる行事、グランドホッグ・デーに、このリス科の動物がペンシルベニア州西部の巣穴から顔を出して自分の影を見れば、冬が間もなく終わるとされている。 フィルは今年、自分の影を見たが、彼の予言は間違っていた。寒さに震える米国人たちは彼をソーシャルメディア上で非難し、オハイオ州の検察官が起訴までする事態となっている。 「パンクサトーニー・フィルは、意図的に、事前の計算と計画をもって、春が早く到来すると人々に信じさせた」とオハイオ州のマイク・グモーザー検察官は本物そっくりの起訴状に書いた。 フィルは電話番号をもっておらず、コメントは得られなかった。