スペインのホセ・マヌエル・ガルシア・マルガーリョ外相は4月4日、王女の一人が汚職事件の容疑者として指名されていることについて政府内で「大きな懸念」が生じていると述べた。
クリスティーナ王女への出廷命令は、同国のイメージに影響を与えた、とマルガーリョ外相は話した。
47歳の王女は告訴されていないが、夫のイニャキ・ウルダンガリン氏が関与した汚職事件に対する捜査の一環として、4月27日に判事による事情調査のために出廷しなければならない。この出廷命令は、同国国王直系の子孫に対するものとしては初めてである。