環境省とその他の団体は、絶滅の危機にあるノグチゲラを保護する方法を見つけるのに必要なデータを集めるための2年間の現地調査を完了した。
ノグチゲラは沖縄本島北部のやんばる地方を覆う森に生息する。翼開長は15センチ程度だ。
現地調査は東村と国頭村で実施された。調査員は鳥を捕まえるために12メートルの長さの網を森に設置した。鳥がかかると、すぐに網から離し、性別を確認、体長を計測、血液のサンプルを採取、個体識別のためのリングを足に取り付けた。2年間の研究プログラムで全部で126羽が捕まった。
ノグチゲラの個体数は、1960年代から1980年代の間に急激に減少した。森林伐採が主な要因だ。