過去50年以上の間にイランを襲った中で最大と言われる地震が4月16日発生した。これにより、イランとパキスタンの国境の両側で家屋やオフィスが倒壊し、人口がまばらなこの地域で少なくとも46人が死亡した。また、この地震は遠く離れたニュー・デリーの建物までもを揺らした。
イラン赤新月社は、同国の人気のない丘や谷に点在する村は「複雑な非常事態」に直面していると述べた。
このマグニチュード7.8の地震は、過去1週間以内にイランを襲い死者を出した地震としては2回目の地震だった。1回目はマグニチュード6.1の地震がブーシェル付近で発生し、少なくとも37人が死亡した。