フランスのトップの税徴収者(予算担当相のこと)自身が徴税担当者から逃れていたことが明らかになった後、政治を「正常化」しようと、フランソワ・オランド大統領は全閣僚38人に資産の公開を命じた。4月15日にオンライン上に掲載された発表の中には、ローラン・ファビウス外相の、275万ユーロ(3億5,600万円)相当のパリのマンションも含む3つの資産があった。
世論調査によるとフランス人の大半は政府によるこの透明化の措置に賛成しているが、批判家らは、これはよく言っても見世物、悪く言えばプライバシーの侵害だと述べた。