国連教育科学文化機関(ユネスコ)の重要な諮問機関が、富士山に世界遺産の地位を与えることを提言し、この象徴的な山(富士山のこと)を(正式な)登録への直接的な道筋に乗せた。
日本の最も高い山(富士山のこと)は、世界遺産委員会がカンボジアで会合を開く6月に正式に登録される見込みだ。
しかし、国際記念物遺跡会議(イコモス)として知られるこの諮問機関は、4月30日の発表において、神奈川県の古都・鎌倉の一連の文化財を世界遺産リストに加えることを求める日本の申請を拒否したとも述べた。(その際、)中世の幕府時代に直結するような文化財が少ないことを挙げた。
文化庁は登録のための申請において、富士山は山梨県と静岡県のおよそ70,000ヘクタールの面積を占め、5つの主要な湖(富士五湖のこと)と白糸ノ滝を含むと述べた。イコモスは、この山は日本の国家的シンボルであり、宗教的伝統と芸術上の伝統を融合させていると述べた。
正式に承認されれば、富士山は、岩手県の歴史的な平泉地域が2011年に登録されて以来初めて日本で登録された世界遺産となり、日本の合計登録数は13となる。