実際には犯していなかった殺人の罪で15年間日本で投獄されていたネパール人の男性は4月29日、不当に投獄されひどい待遇を受けたことについて、政府に国家賠償を求める訴訟を起こすことを検討していると述べた。
ゴビンダ・プラサド・マイナリさん(46)は、日本人女性を殺害したとして誤った有罪判決を受けたが、何年も経った後でその殺人の容疑が晴れ、ただ釈放されただけだった。
マイナリさんは、カトマンズにある3階建ての自宅で共同通信の独占インタビューに応じ、冤罪を被った日本人男性の桜井昌司さんが起こしている同様の訴訟の結果を待つと語った。