ベアトリックス女王がアムステルダムの王宮において正式に退位し、長男のウィレム・アレクサンダー皇太子が123年ぶりでオランダの国王となった。
とても愛されているベアトリックス女王は、4月30日、テレビ放送された式典において、オレンジ色の服を着た何千人もの人々が屋外で歓喜の声を上げ、さらに何百万人もがテレビで見る中、33年の在位期間を終えた。
46歳のウィレム・アレクサンダー新国王は、ヨーロッパで最も若い君主だ。彼の人気のある妻、マキシマは王妃となり、長女のカタリナ・アマリアは王位継承順位第1位の王女(Princess of Orangeとは、オランダの女性の王位継承者に与えられる称号)となった。