スコットランドにあるエディンバラ動物園の専門家らは、英国で唯一の雌のパンダ「甜甜」が雄のパートナー「陽光」と交尾をせず、「甜甜」に対して人工授精を行なったと、同動物園が4月21日に発表した。
「その手順は非常に計画通りに進み、両方とも元気だ」と広報担当者は述べた。同動物園は7月中旬まで、「甜甜」が妊娠しているかどうかわからない。「甜甜」は4月23日に展示スペースに戻された。
パンダは繁殖率が低いことで有名で、生息地の喪失などの要因によるプレッシャーを受けている。パンダの通常の繁殖期は4月中旬から5月である。