宇宙飛行士たちは5月11日、アンモニアの漏出をふさぐために、国際宇宙ステーションの外部にあるポンプを交換した。
クリストファー・キャシディ、トーマス・マーシュバーン両飛行士は、古いポンプを取り除いた後、新しいポンプを取り付けた。古いポンプは、2日前に冷却用のアンモニアを噴出していた疑いがある。
時間が経つにつれて成功の見込みは大きくなり、凍結したアンモニアの薄片は見つからなかった。管制本部は、漏出は止まったと思われると発表した。
「我々は喜んでいるとお伝えします。とても喜んでいます」とNASAの宇宙ステーションプログラム次長ジョエル・モンタルバーノ氏は述べた。「漏出の明らかな兆候は見当たらない」。
NASAはこれまで、宇宙ステーションにいる飛行士に、このような計画にない船外活動をさせたことはなかった。
「こうしたことのために何年もトレーニングを積んできた」と、宇宙ステーション・コマンダーのクリス・ハドフィールドさんは5月10日にツイートした。