ヴァージン・グループの創業者リチャード・ブランソン氏は、脚の毛を剃ってもらい、口紅をつけ、赤いスカートに無理やり身体を押し込んで、賭けで負けた場合の約束を守り、5月12日にオーストラリアのパースからマレーシアまでのエアアジアの便で客室乗務員を務めた。
ブランソン氏は、F1レースのチームに関する賭けで2010年にエアアジアの最高経営責任者トニー・フェルナンデス氏に負けた。フェルナンデス氏のチームが勝ち、ブランソン氏は6時間のフライトで客室乗務員を務めなければならなくなった。
「フライトアテンダントになりたいとずっと思っていたけれど、もういつもの自分に戻らないといけないようね」とブランソン氏はクアラルンプールで飛行機を降りた後で言った。この便は入院している子どもたちのためのオーストラリアの財団の資金を集めるのにも役立った。
客室乗務員としてのブランソン氏をどのように評価するかと聞かれて、フェルナンデス氏は「10点満点で1点かな」と答えた。