日本原子力研究開発機構は、問題を起こしている試験型高速増殖炉もんじゅ(福井県)の管理に関して、深刻な間違いを犯したため、原子力規制委員会の高官は5月13日、使用停止命令を出す方針を明らかにした。
政府関連の日本原子力研究開発機構に対するこの使用停止命令は、実質的に今年末までにもんじゅを再稼働する望みを打ち砕くもので、核燃料のリサイクル体制を立ち上げるという長い間止まっていた日本の計画にとってまたの挫折となる。
日本原子力研究開発機構は、先に、高速増殖炉の定期点検を怠っていたことがわかっている。