苦戦している家電メーカーのシャープは、韓国大手(サムスンのこと)に家電製品を提供することで、サムスンとの提携を拡大する見通しだ。
シャープは韓国とその他の地域で白物家電をサムスンのブランド名で販売して、売上を拡大したいと考えており、一方、サムスンはシャープの製品を活用することで事業を多様化したいと考えていると、関係筋が5月11日に伝えた。
シャープは、デジタル複合コピー機の世界で5番目に大きいメーカーで、3月にはサムスンから103億円の投資を受けた。関係筋によれば、シャープは業務提携も考えているという。