5月16日にベルリンに開館した実物大のバービーの家の前で、女性団体らが抗議として十字架に張り付けたバービー人形に火を付け、左翼の活動家が「ピンクは最悪」と叫んだ。抗議に来た人の数は、そのマテル社の玩具(バービー人形のこと)の架空の家を見にやって来たバービーのファンの数をはるかに上回った。
ハイヒールの形をした噴水で、女性団体の活動家が「プラスチックの中の暮らしなんて素敵じゃない」と裸の胸に書かれたスローガンを見せた。警備員がすぐに敷地内から活動家を追い出した。
「ドリームハウスと呼ばれるものが、現代社会の美の追求や女性差別を象徴している」と抗議をしていたうちの一人が語った。
ベルリンのバービー・ドリームハウスはそうしたテーマの家としては二番目で、この前にフロリダで同様の施設が最近オープンしている。