5月16日、オーストラリアの首都で朝のジョギングをしていた同国の政治家は、カンガルーと衝突し、2等賞となった。
首都キャンベラを管理するオーストラリア首都特別地域政府の閣僚、シェーン・ラッテンベリー氏は、郊外のエインズリーの歩道を走っていて、生垣の端で前庭の草を食べているカンガルーが目に入ってきた時には、衝突するわずか数秒前だったと話した。
「我々は両方ともひどく驚いた。そしてもちろん、カンガルーはびっくりすると、襲い掛かってくる」と41歳(のラッテンベリー氏)は述べた。
全長1.4メートルのカンガルーは彼をコンクリートの歩道にたたきつけ、強力な後ろ足の爪が彼の左足に2つの引っかき傷をつけて出血させた、とラッテンベリー氏は話した。彼の右足は、歩道にぶつけて痛々しい傷を負った。
少し経った後、ラッテンベリー氏が負傷していることに通行人が気づき、彼を自宅まで車で送った。ラッテンベリー氏の母親が、ラジオの臨時ニュースで息子の災難を聞き、彼を病院に連れて行った。病院では看護士が彼の傷口を洗浄し、破傷風予防の注射を打った。