中国の宇宙船が、同国の5回目で最長の有人宇宙飛行任務として発射し、軌道を回る宇宙実験室に3人の宇宙飛行士を送り出した。彼らはそこで、若者に向けた科学のレッスンを行なう。
宇宙船「神舟10号」を運搬するロケットは、6月11日の午後5時38分、ゴビ砂漠のはずれにある酒泉衛星発射センターから打ち上げられた。
この宇宙船は、中国で2人目の女性宇宙飛行士を含む乗組員を「天宮1号」に送る。「天宮1号」は、2020年に建設が予定されているさらに大きな中国の宇宙ステーションに向けた、実験的な試作モデルである。