『シカゴ・サンタイムズ』紙は5月30日、写真部門の全社員を解雇したと、同紙の親会社が発表した。長期にわたって苦しんでいる米国の新聞業界への新たな打撃となった。サンタイムズ・メディアは、記者にそれぞれの記事に添付する写真やビデオを撮影するように求めるつもりだと、この状況に詳しい情報筋が伝えた。『シカゴ・サンタイムズ』とその傘下の各紙は、28人の社員を朝のミーティングに呼び出し、彼らの仕事は即刻なくなると告げたと、この情報筋が述べた。定年に近づいているシカゴの伝説的人物で、ピュリツァー賞受賞者のジョン・ホワイト氏も、仕事を失った社員の中に含まれていた。