東京地裁は6月17日、オウム真理教の3名の死刑囚に平田信被告の裁判で公開法廷での尋問を実施すると発表した。平田信被告は、その終末論を説くカルト(オウム真理教のこと)によって誘拐された後に殺害された公証人の誘拐を幇助した罪に問われている。
死刑囚に証人として尋問をすることは極めて稀であり、また今回は、裁判員制度による裁判での初めての死刑囚尋問になると、東京地裁は述べた。
3人の死刑囚は井上嘉浩(43)、中川智正(50)、小池泰男(55)だ。
平田被告は、17年間の逃亡の後、2011年12月31日に自首した。